![]()
2011.05.27 up date
篠田傳[Tsutae Shinoda]
工学博士・篠田プラズマ株式会社 代表取締役会長兼社長。
1948年山口県生まれ。1973年富士通株式会社入社。1992年、世界初の21型フルカラープラズマディスプレイを作った開発チームでリーダーを務めるなど「プラズマの父」として知られる。
富士通のプラズマディスプレイ事業撤退を機に、新しいディスプレイ開発を夢見て、2005年に篠田プラズマ株式会社を設立。超大画面・超薄型・超軽量・省電力などの特長を持つ「プラズマチューブアレイ」の開発に成功し、現在はこの技術の実用化・事業化に取り組んでいる。
夢を追い続けるプラズマの父
「プラズマディスプレイで新しい映像文化を創る」という夢を抱き、定年を目前にして大手メーカーから独立し、技術の追求を続ける篠田さん。彼が開発した大型プラズマディスプレイは、人の視界全体を覆うことで、映し出された世界を本物のように体感できるなど、新たな映像文化の扉を開きました。
彼が常に抱くのは「技術は愛」という信念。人と人が協力し合い、つくり出したものに愛情を注がなければ技術力は高まらないと言います。効率化ばかりを求めないベンチャー企業だからこそ、日本の未来を信じて新たな技術を開発していける。63歳を迎えた今も夢に向かって邁進し続ける篠田さんの生き方は、この社会を強く生きていくためのヒントを私たちに与えてくれます。